鈴木:はい皆さまこんにちは~本日も大宮競輪場お越しいただきありがとうございます。
あ、いいんですよもっと大きい拍手で。何でそんな遠慮して、あ、ありがとうございます。
あ、素晴らしい皆さんありがとうございます。寒いですけど皆さん元気出して楽しんでいきたいと思いまーす。
そして皆さんお待たせいたしました。このお時間はですねーこの地元のOGとなりました関口美穂さんお越しいただきまして、
ね引退レース皆さん見ました?ご覧になりました?そのお話もたっぷり伺って行ければと思います。
皆様まだお席開いておりますので、ぜひお集まりください。左手から入っていただけますので、ぜひおかけ頂きまして一緒にお話を盛り上げていただければと思います。ありがとうございまーす。
では皆様お待たせいたしました。お呼びいたしますので、今のもっと倍くらいの拍手でお迎えいただければと思います。
関口美穂さんですどうぞお越しください!
宜しくお願いしまーす
関口:嬉しいよ会えて~まずは謝らせて
鈴木:どうしましたどうしました?
関口:前回大雪。今回今日からなぜか寒波。すいません何か私が大宮のイベントに参加するとマジで選手に大迷惑をかけるっていう悪天候。嵐を呼ぶ女。ごめんみんな~ごめんなさいごめんなさいホントに。
鈴木:でも覚えてます?大宮記念のね。オープニングで2人で中継やってたんですよね。喋りだした途端に吹雪いたんですよね。
関口:それまで止んでたのに、うちらが喋りだしたらすごい吹雪いてきて。何か見えますねとか言いながらCSやってて、わこさん大爆笑。
鈴木:酷かったですねホント。
関口:今となっては懐かしいですけど。今日大丈夫かと思ったらまさかのマイナス4℃。昨日よりマイナス4℃
鈴木:全然昨日まで落ち着いていたんですよ?風も無くて。でも来てくれたので本当に嬉しいです。
関口:また呼んでもらえるかな?また来ていいですかね?(客席の反応を見て)OK!良かった!
鈴木:違うその話もそうだけど、違うの。まずは皆さん現役生活お疲れさまでした!
関口:ありがとうございまーす。
鈴木:ホントお疲れさまでした。選手生活何年だったんですか結局?
関口:中途半端なんですけど、9年4か月。
鈴木:いやーすごいでも。1期生ですもん。みんな特別ですけど。1期生って更に特別。
関口:確かに、何かね。
鈴木:だって最初は開催自体がそんなになかったじゃないですか。
関口:開催もないし、ルールも決まってなくて何かやんわり…何かユニホームもえっこれで走るの?やんわりで。
鈴木:これで作ってきたわけでしょ歴史をね。もう凄い特別。
関口:今は男子と同じレーパンですけど、私たちはあの競輪学校の時に、女子だから最初スカート穿かされて。
鈴木:ええっ?
関口:そう。テニスみたいなスカート穿かされて、レースをやってみてって。学校で。
鈴木:絶対無理に決まってる!いやいやいや
関口:凄いの。後ろ見えないからこれは止めましょうって。すぐなくなって。
鈴木:一応試してはみたんだ。
関口:先生たちが。これやってみてみたいな。もしかしたらあのままいってたら私たちスカートで今も走ってたかもしれないですよ。
鈴木:良かったですね1回試して。
関口:だからそういう意味では色々試されてみたいな。
鈴木:いろいろやってみて、イベントもすごいいっぱい出ててね。大変でしたよね。
関口:駅でティッシュ配りもしたし。
鈴木:歴史ありですよ。いやその中やってたけど、レースもそうだけどやっぱりその怪我も多かったじゃないですか。
関口:怪我ねー。28本?いろんなところに。うちに金属いっぱいあるんですよ。
鈴木:出てきたやつ…っていういや笑えないですから。笑っちゃったけど。
関口:大掃除してて、何月何日の肩の金属とか全部残ってて。懐かしーいみたいな。
鈴木:ちょっと愛でちゃうみたいな。身体の中にあったやつですもんねえ。
関口:レアメタル
鈴木:凄い話だな~でもそれにも屈せず。でも気持ち折れる瞬間とか、大丈夫だったんですか?
関口:いや折れてはいましたよ。転ぶたびにああもう辞めようって思って、とりあえず練習してみよう。あれタイム出るかも、あれ乗れるかも、あれ復帰できるかも、ていうのを繰り返して、気が付いたら9年走ってたんで。
鈴木:いやすごーい。練習行くのが凄いですよね。辞めようと思って、辞めちゃうのは簡単じゃないですか。言っちゃえば。それで練習に行こうっていうのがすごい。
関口:多分人に恵まれたんですかね。同じガールズの子たちもみんな心配してくれて、メールもくれるし、あと先輩たち。埼玉の先輩たちもずっと気にかけてくれて。で練習行けばみんな一緒に練習してくれるし。
鈴木:そうなんだー。感謝ですねホントに。
関口:でFACEBOOKとかでもお客さんたちから心配のラインとかメールとか凄い頂いてたんで、ああもう会いに行こうって。
鈴木:で9年4か月やってきました。で引退レースですよ。私泣いちゃったもう。
関口:引退レースは…弥彦!
鈴木:去年10月!ちょっと振り返ってみましょう。で決めて、ここで引退しますって決めて。
関口:いや酷かったの。脚見せ行く前にまず来てくれた子たちの姿を見た瞬間大号泣して、点呼があって大号泣して、脚店で私泣いてたんですよ。泣きながら脚見せしてて。
鈴木:そうなんだー。これから走るのに。
関口:脚見せ終わって帰ってきて、控室帰ったら控室にいたお姉さんも泣いてて。お姉さんも貰い泣きしてくれてて。発走機ついても1度泣きそうになったんだけど、ちょっと待ってこれからレースだと。
鈴木:レースにまず集中しなきゃと。
関口:でとりあえず最終レースだけは絶対1着取りたかったんで。そのために練習も松戸でずっとしてたし。
鈴木:そうなんですね!
関口:とりあえず最後だけは1着やりゃあかっこいいかなって。
鈴木:めちゃくちゃかっこいい!
関口:そのためだけに練習してて。
鈴木:いやーすげえ。で、まさに1着。
関口:いや先行1車だったし。こいつの後ろだけは死守しようと思ってて。それで絶対前取ったると思って。そこしか見てなくって。
鈴木:で実際1着になったじゃないですか。
関口:でなった瞬間…この位置でまた大号泣して。
鈴木:1着だー!って思うじゃないですか。
関口:で、終わったー!って思って。終わったー、ていうか終わっちゃったー。って思って。もう終わっちゃったんだなーみたいな。
鈴木:でインタビュー。インタビュー見ました?皆さん。私インタビュー更に泣きましたよ。
関口:あれの時は終わっちゃったなーの後から、皆さんに向けていろいろ考えてたのが、加瀬加奈子の姿を見た瞬間全部吹っ飛んじゃって。あれ酷い、見てました?私が何かしゃべって泣く前に(加瀬が)大号泣してくれたんで、泣いてくれたんだと思ったら涙がスンと引っ込んで。で涙は加奈子にあげようと思って、冷静に喋れたからまだ良かったかなと。
【総集編】ガールズ一般&勝利者インタビュー【FⅠ弥彦王冠記念・報知新聞賞】 - YouTube
鈴木:感極まって来ておおって思ったけど。あの1期生良かったですね。加瀬選手もそうだし麻衣美さんも来てくださってて。あれは良かったー。あ、見に来てくれた方ってのはどんな方がいらっしゃったんですか?
関口:ホントはたぶん。うん。うん。終わったからいいのかな?ダメかな?いいのかな?
鈴木:まあ引退レースですし。うんなるほどね!まあいろんな方が。そりゃ見たら泣いちゃうわー。あの後は何かあったんですか?麻衣美さん加瀬さんとは何かお話しあったんですか?
関口:最後みんなでお花貰ったりとかして。
鈴木:でひとまず終わって、全部レース終了しました、競輪場出る時はどんな感じの気持ちだったんですか?晴れ晴れとしいう感じなのか、ちょっと名残惜しいという感じなのか。
関口:寂しさ。自分で決めたけど、この人たちともう会えなくなるのかなー
鈴木:寂しさの方なんだー。でも今は選手生活にピリオドを打って、そこからはもう練習もしなくていいわけじゃないですか。もう
関口:しなくてよくなったはずなんですけど、なんか寂しすぎて最初の1カ月は練習してました。
鈴木:うそでしょ?
関口:なんか寂しくてちょっと練習行っちゃおうかなって。で12月くらいからは自転車は乗らなくなったけどランニングを始めて。じっとしていられなくって。ずーっと練習をしてたから。レース以外は練習の毎日だったから、それがなくなった時に私は何をすればいいんだって。
鈴木:どうなるんだろうって思って。ぽっかり穴が開くじゃないですか。だから練習…
関口:練習行っていいですかーっていったらいいよーって。じゃあ行きまーすみたいな。
鈴木:そうなんだなんか辞めたらこれやりたいなーとかなかったんですか?
関口:お客さんとして競輪を見たいと思って。京王閣と取手のガールズは行ったんですよ。
鈴木:あっ行ったんですか!
関口:行ってー。でバレないようにしてたんですけど、やっぱ声でバレるみたいで。ガンバレガンバレって言った瞬間選手は見てくるから、あーこれはダメなやつかなーって。だからじーっと見てなきゃいけなくって。じーっと見てても多分バレると思った。
鈴木:実際外から見たガールズケイリンはまたちょっと違う感じでした?どうでした?
関口:違うっていうか、多分賭けてる方とはまたちょっと変わっちゃうんだろうなって。親目線なんで、みんなとりあえず無事ゴールしなさいっていう。とりあえずみんな頑張れ無事ゴールしようって。そっちになっちゃうんですよね。
男子選手見る分にはおい行かんかい~ってなるけど、多分一緒だと思うんですよ。オラ行け~ってなるんですけど、やっぱり女子を見ちゃうと、みんな帰ってこいって。
鈴木:みんな知ってるもんね。そりゃそうですよ。じゃあ今日は気持ちよく行け~って
関口:とりあえず最終レースは罵声を。埼玉4車に行ってもらわないと。
鈴木:でもいいメンバーの決勝で。地元で4車。最高!揃ったのでその話も伺って行きたいわけですよ。でもお時間がちょっと
関口:最初の雑談がね!
鈴木:お時間が迫っていますが、またトークショーありますので。是非またそのあたりの話もたっぷりと伺って行ければと思いますのでまたよろしくお願いします。
関口:お願いします!
鈴木:というわけでこの時間は関口美穂さんにお越しいただきました。ありがとうございました!
関口:ありがとうございました!